MENU

【2026 年最新】高還元 SES は「率」で選ぶな。年収が確実に上がる企業の条件

あけましておめでとうございます。

2026 年、エンジニアのキャリア市場は新たなフェーズに突入しました。

かつて「高還元 SES」といえば、還元率 65%〜70%を提示するだけで優良企業とされていました。

しかし、2026 年の現在では、採用サイトに「還元率 70%以上」「80%保証」と書かれているのはもはや当たり前。単なる数字のアピールだけでは、その企業が良いかどうか判断できない時代になっています。

実は、「還元率は高いはずなのに、なぜか年収が上がらない」と嘆くエンジニアが後を絶ちません。本記事では、 SES 企業還元研究所の最新データを基に、 2026 年に選ぶべき「真の高還元 SES」の特徴と、数字のマジックに騙されないための「実質還元率」の見極め方を徹底解説します。

(自分の適正年収が気になる方は、[SES 企業の平均年収はいくら?平均より自分が低い場合はどうすればいい?]もあわせてご覧ください。)

目次

2026 年の SES 業界トレンド:「高還元」のインフレと罠

まず、2026年のSES業界を取り巻く状況を整理しましょう。

インボイス制度の完全定着や、2024年11月に施行されたフリーランス保護法(特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律)の運用が本格化したことで、業界の透明性は数年前より格段に上がりました。 (参考:[公正取引委員会「フリーランスの取引適正化に向けた枠組み]

その結果、ただ横流しして「中抜き」で利益を得ていた旧来型のSES企業は淘汰され、エンジニアに正当に利益を還元するスタイルが標準化しつつあります。

一方で、生き残りをかけた企業間競争が激化し、見かけの数字だけを吊り上げる「名ばかり高還元」が増えているのが実情です。 エンジニア獲得のために「うちは80%出します!」と看板を掲げつつ、裏側で巧妙にコストを引く手口が横行しています。

「名ばかり高還元」の手口

経費天引き: 「還元率は 80%です」と言いつつ、オフィス維持費や営業経費を差し引いた「粗利」に掛けている。

社保除外: 会社負担分の社会保険料を還元率に含めず、計算を曖昧にする。

待機カット: 案件が決まらない期間(待機期間)の給与を大幅に減額する。

つまり、2026 年は「還元率○%」という看板だけを信じてはいけない年なのです。

真の高還元 SES を見抜く「3 つの新基準」

では、本当にエンジニアの資産を増やしてくれる企業はどう見分ければよいのでしょうか?2026 年において重視すべきは、以下の 3 つの特徴です。

特徴①:「単価」と「計算式」の完全公開


最も重要なのが、透明性です。

真の高還元 SES は、エンジニアに対して「契約単価(税抜)」を 1 円単位で開示します。さらに、「給与 = 単価 × 還元率 − 社会保険料」といった計算ロジックを、入社前の段階で明確に提示できる企業こそが本物です。

「単価は教えられないけど、給料は高いよ」という企業は、 2026 年の基準ではブラックボックスとみなすべきです。

特徴②:インボイス・消費税の扱いに言及している


個人事業主から正社員(SES)に戻るエンジニアが増えている中、消費税の扱いは重要です。

「税抜単価」で計算しているか、「税込」で計算して消費税分を企業がポケットに入れているかで、年収は 10%も変わります。

したがって、「還元率の分母は税抜単価です」と明記している企業を選びましょう。

特徴③:案件選択の自由度とキャリア支援


また、単にお金を渡すだけでなく、「稼げるエンジニアであり続けるための支援」があるかも重要です。

いくら還元率が高くても、レガシーな案件ばかりでは市場価値が下がります。

「単価の高い案件」=「モダンな技術案件」であることが多いため、案件選択権(案件ガチャの排除)を制度として保証している企業は、結果的に生涯年収を高めてくれます。

(案件選択の重要性については、[SES 企業は案件を選べないって本当?キャリアを描ける SES企業の見つけ方を解説]も参考にしてください。)

騙されないで!「実質還元率」の計算方法

これからエンジニアになる皆さん。「まずはプログラミングを覚えなきゃ」と目の前のことに必死になるのは当然です企業が提示する「公表還元率」ではなく、あなたの手元に残るお金に基づいた「実質還元率」を計算しましょう。

面接やオファー面談の際は、以下の式でシミュレーションを行ってください。

実質還元率 =(額面給与} +{交通費} + 会社負担社保){税抜単価}}具体的には、以下の項目を確認します。

1. 税抜単価: 60 万円、80 万円などのベース金額。

2. 額面給与: 基本給+手当の総額。

3. 会社負担社保: 額面給与の約 15%(会社が裏で払っているコスト)。

もし、この計算結果が企業の公表値(例:75%)と大きくズレる場合、そこには隠された「見えない経費」が存在します。

2026 年、エンジニアが取るべき戦略

「高還元」はもはや目的ではなく、前提条件です。

これからの SES 選びは、還元率の高さ(数字)にこだわる段階を終え、「その還元率が嘘偽りなく、継続的に支払われる仕組みがあるか」を確認するフェーズに入りました。

転職活動でのチェックリスト

契約単価はエンジニア本人に開示されるか?

待機期間中の給与保証率は 100%か?


副業や個人開発を推奨する風土があるか?

まとめ:数字の裏側を見抜くリテラシーを持とう

2026 年は、エンジニアのリテラシーが試される年です。

「還元率 80%」という甘い言葉に飛びつくのではなく、その中身を分解し、自分のキャリアと財布を守れる企業を選び取ってください。

結論として、本当に良い SES 企業は、エンジニアに対して隠し事をしません。

もし今の会社の給与や評価制度に不透明さを感じているなら、それは「搾取」のサインかもしれません。

自分の市場価値や、提示されている条件が適正かどうか不安な方は、 SES 企業還元研究所の下記のフォームからご相談お待ちしております。

2026 年を、あなたのエンジニア人生で「最も稼げる年」にしましょう。

    SES企業 還元率研究所
    大手SIerやITスタートアップでエンジニアとして15年勤務し、現在はエンジニア及びIT業界専門のライターとして活動するフリーランスが運営。SESに関心がある・SESの仕事に悩んでいる方向けに、SESの仕事内容や還元率の裏側、転職のコツなどを紹介します。

    おすすめ高還元率SES企業TOP3(東京都版)

    東京都千代田区に本社を置く、情報システム構築に関わる業務全般に携わるSES企業です。

    日本次世代企業普及機構ホワイト企業認定(GOLD) 、TOKYOパパ育児促進企業 ゴールドを取得したIT企業であり、有給消化率は創業以来100%を継続。毎日300件以上の案件相談を受けており、自身の希望にあったプロジェクト参画も可能なのも特徴です。

    また、運用保守・テスト案件を禁止しているので、コードを書いて成長したい方には特におすすめです。報酬・労働環境・成長性どれをとってもエンジニアにとって優良なSES企業ですね。本記事で紹介している高還元率SES企業111社の中でも老舗なので安心感もあります。

    東京都中央区に本社を置く、ソフトウェア開発、アプリ開発、インフラ構築のSES企業です。

    還元率の下限は2024年に80%➝82%にアップ。「個人のライフスタイルに合わせて自由に働ける環境の実現」を掲げ、在宅勤務率は95%です。子育て世代に特化した制度も導入しており、子育て世帯が3割以上を占めます。案件は3万件以上から100%自由に選択可能で、上場企業直の案件も多数。

    1位のSazeと比べると還元率は圧倒的に劣りますが、エンジニアファーストの制度は十分に魅力的なため2位としました。

    東京都渋谷区に本社を置く、システムエンジニアリングサービス・ITシステム販売代理店事業を展開しているSES企業です。

    還元率の下限は82%。「働くエンジニアへの最大限の還元」を掲げ、透明性の高い制度が特徴的です。たとえば、ReBoot Techの給与システムは、売上・スキル・実績を基準に還元率が変動するミッショングレード制度。しかも、案件単価や給与計算方法まで公開されているので自身で年収の計算も可能です。

    自身の頑張りを正しく評価してほしいエンジニアにおすすめの会社ですね。

    目次